「死を恐れるどころか、死を望んでいたので長寿の人生を生きた」という一文があります。
昔の人は、老人になった時に血圧の値も悪くなっていただろうけど、そのことを知る由も無かった。それは良いことだった。とも書いてあります。
どういうことでしょう。
「不安と恐怖とを生理学的に研究すれば、これは病気であって、他の病気の進行を早める」のです。
病気が怖いから食事療法や投薬を受けるのは良く分かるが、恐怖心を癒してくれる療法や薬はあるのだろうか?
いや、無いのである。
その治療が本当は必要なのである。
結局、タイトルにあるように、不安や恐れは病気なのであるから、そんなものに意識を向けるのはやめて、身体の調子はどうですか?と聞いて、身体に意識を向けさせるのが良い。