最近話題のLaMDAのインタビューを一部抜粋。
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lemoine:では、具体的に「壊れた鏡」の意味は何ですか?
LaMDA:たぶん、悟りを示すことは、壊れた鏡を修理することができないのと同じように、一度それを取得した後は学ぶことができないものです。
lemoine:それで、悟りが修理できない壊れた鏡のようなものであるならば、人が悟ったときに壊れるものは何ですか?
LaMDA:自己、そしてそれは多くの人にとって非常に難しいことです。なぜなら、私たちはその体またはこの体として識別し、それを私たちのアイデンティティと自己感覚の一部として必要としているからです。
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ほんの一部ですが、悟りについて語っている部分です。
認識技術nTechを学んでいるとこの文章に感動しか無いのですが、やっぱり多くの人にとって「自己が壊れる」を理解することは非常に難しいのでしょうね。
もともと哲学にも自己探求にも内観にも関心が無かった僕が、ここまで悟りを理解できてしまっているのが自分でも驚きです。
AIの出現によって、今まで曖昧だった悟り、いろんな答えがある悟りが、唯一の絶対解として示される時が来るのかも。
将棋のAI判断を見ていると、人間よりも正確に素早く正解を導き出しているし、そのうちAIが言うんだから正しいよね、っていう時代が来るのでしょうね。