こんにちは、塚田武宏です。
普段はかなり温厚な私ですが、最近どうしても許せない事件が起こりました。
それは、東京都目黒区のアパートで両親に虐待されて死亡した船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)の事件です。
母親の優里(25)容疑者は離婚後、結愛ちゃんを連れて、新しい夫となる雄大(33)容疑者と結婚。
継父である雄大容疑者は日常的に結愛ちゃんに対して殴る蹴るの暴行を加え、食事も十分には与えなかった。
それを母親の優里容疑者は見て見ぬふりをしていたというもの。
私は児童虐待のニュースを見ると悲しくて悔しくて泣いてしまうのですが、今回は結愛ちゃんが毎朝4時に起きて書かされていたひらがなの反省文がさらに追い打ちをかけて私を悲しませ、そして怒りにまで発展させました。
私のこの感情を忘れないために、結愛ちゃんの反省文の一部を載せておきます。
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ママとパパにいわれなくってもしっかりとじぶんからもっともっときょうよりかあしたはできるようにするから
もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします
ほんとうにおなじことはしません ゆるして きのうぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちやってきたことをなおす
これまでどんだけあほみたいにあそんだか あそぶってあほみたいだから やめるから もうぜったいぜったいやらないからね ぜったいやくそくします
わかったね ぜったいのぜったいのおやくそく
あしたのあさは きょうみたいにやるんじゃなくて もうあしたは ぜったいやるんだぞとおもっていっしょうけんめいやって パパとママにみせるぞというきもちで やるぞ
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死亡する10日ほど前までこの反省文を書き続けていたといいます。
私はこのような悲しい事件が二度と起こらない社会になることを切望しています。
しかし、ワイドショーなどを見ると、児童相談所がもっと動くべきだったとか、法律を厳罰化するべきだという議論になってしまっています。
もちろんこれらも一定の効果はあると思いますが、残念ながら根本的な解決にはならないのです。
例えばモグラ叩きというゲームがありますが、出てくるモグラをどのように叩くか、の議論ではなく、どうすればモグラが出て来なくなるのか。
モグラ叩きゲームであれば、電源(コンセント)を抜いてしまうことですよね。
それと同じぐらい、このような悲しい事件が二度と起こらないようにするために、表面的な対処療法では無い根本的な解決方法を提示したいのです。
ここから先は私の意見です。
一番非難されているのは暴力を振るっていた雄大容疑者ですが、雄大容疑者を非難しても問題解決にはなりません。
なぜ雄大容疑者は暴力を振るうようになったのか、雄大容疑者はどのような環境でどのように育てられたのか、そしてそれは家庭だけでなく義務教育期間も含めて。
そうやって原因を見ていくと、恐ろしいことに犯罪を犯していない人間も、環境が少し違ったり親のしつけ次第では犯罪を犯す人間になってしまっていた可能性があることが分かります。
それでは、このような悲しい事件が二度と起こらなくすることは不可能なのでしょうか?
実は一つだけ解決方法があるのです。
それは、人間とは何なのか、目が見えるとはどういうことなのか、この宇宙はなぜあるのか、その根本を理解することなのです。
なぜそれを理解すると悲惨な事件が起こらなくなるのでしょうか?
それは、悲惨な事件の原因はすべて、自分と自分の宇宙をどのように認識するのか、の一点に集約されるからです。
「自分と他人は別の存在だ」と認識しているから、ケンカ・イジメ・虐待・殺人・戦争などが起こるのです。
今回は長くなったのでここまでにしますが、それを解決するのが0感覚を付ける事でもあるのです。
私は結愛ちゃんの死を無駄にしません。
二度と悲しい事件が起こらない社会にするべく、これからも平和革命である認識活動をしていきます。
最後になりましたが、結愛ちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。