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こんにちは、塚田武宏です。
島田紳助さん著書の「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する」を読んだので感想を書きます。
12年も前の2007年に執筆された本で、今は芸能界も引退されている紳助さんですが、なぜか急に読みたくなったので手に取りました。
この本はビジネス経営哲学について書かれています。
例えば、新規に100軒のお店がオープンしても、成功するお店は1軒くらい。30軒はとんとん、残りは失敗だ。
ということは、世間で言われている「常識」は、失敗するお店の常識なんだ。と書かれています。
日本人はとかく常識をあてにしますので、この言葉は経営者には響くのではないでしょうか。
他にも幾多の話が書いてありますが、そもそもなぜ紳助さんはビジネスをやっているのか、も書かれています。
なんと、お金のためでは全くありません。
「自分の成功が偶然じゃなかったことを証明するために」ビジネスをしているというのです。
面白い漫才を研究して、面白い漫才とはどういう仕組みでできているのか、まで体系化したからこそ成功できたと言っています。
同じ手法をお店の経営にも活かしています。
何事も「仕組み」を見つけることは大切なことなのでしょうね。
最後に、この本のタイトルについて書かれている部分を抜粋します。
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お腹を空かせた学生の顔を見て、ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する。
「オバチャンの店に行くのは腹一杯食えるからや」と学生は言うかもしれないが、ほんとはみんな、オバチャンの気持ちが嬉しいのだ。
客は料理だけを食べているわけじゃない。店の人の気持ちも一緒に食べているのだ。
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形だけ大盛にしても意味が無いってことですね。
商売は心を売る、そんな気づきを得た本でした。