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こんにちは、塚田武宏です。
前々回の記事では佐久間象山塾に参加してきたことを、前回の記事では海防八策に見る佐久間象山の時代を読む能力について書きました。
3回シリーズのようになっていますが(笑)、最終回となる今回は、「現代における海防八策」すなわち「現代における未来への警鐘」を鳴らしたいと思います。
未来への警鐘を鳴らすには、来るべき未来が見えていないとできません。
それではどんな未来が来るのでしょうか。
私は次のような時代に必ずなると見ています。
一つは、人間の脳にICチップが入って、すべての人の脳がつながる時代。
もう一つは、AI(人工知能)ロボットが人間の何倍もの知能を持つ時代、です。
最初にICチップ問題から見ていきましょう。
私たちは普段、頭のてっぺんから足のつま先までを自分だと認識していますよね。
その大前提が崩れてしまうかもしれないのです。
ちょっと怖くないですか?
なぜ、どこからどこまでが自分なのかが分からなくなる、なんて事が起こるのでしょうか。
脳にICチップが入るということは、自分が経験したことやその時に得た知識や感情などを体の外にあるハードディスクにダウンロードすることができる、ということです。
そして、その情報は他人の脳のICチップにアップロードすることができます。
そして最終的に、自分の脳のICチップと他人の脳のICチップとが回線を通じて常時繋がっている、ようになるのです。
自分の脳みそがあっちにもこっちにもあって、この世の中が全部繋がっているように感じるのです。
こうなったら、何をもって「自分」と規定するのでしょうか?
そんな「自分とは何か?」というアイデンティティの危機が訪れるのです。
次に、AIロボットの問題を見ていきましょう。
2045年にシンギュラリティ問題が起こると言われていますが、人間の知能では到底及ばない域までAIロボットが到達します。
そして、全世界には人口よりも多いAIロボットが生まれます。
今まで、人間の敵は人間だったのが、到底敵わないAIロボットになるのです。
そして、AIロボットが人間を支配していく、という良くある映画のような未来が来るのです。
さて、簡単に未来を見てきましたが、それでは現代における海防八策、すなわちこの未来に対してどのような対策を行えば良いのでしょうか?
これは一言で書きますと、『人間の再規定』となります。
体の範囲を人間だと認識している認識次元では、これからの未来、生きることが出来なくなります。
人間とは何なのか。
なぜ生まれてきたのか。
そのあたりを明確に理解し、「あぁ~、これが人間の本来の姿なんだぁ~」という感動に出会っていただきたい。
その時に、脳にICチップが入ろうが、AIロボットが人間の知能を超えようが、何も怖がることは無くなるのです。
今回はかなり難しい内容で申し訳なく思うと同時に、それでも未来への警鐘を鳴らせて良かったという気持ちがあります。
人間とは何なのか、に興味のあるかた、ぜひこちらからご連絡ください。
深い話ができることを楽しみにしています。