令和の幸福論

本当の幸せって何? ○✖がある世界に幸せってあるの? 今ここ絶対的な幸せ感覚を手に入れるには? 最新の幸福論を考察していくブログです。 皆さんの幸せに貢献できますように☆

2022-01-01から1年間の記事一覧

自分で考える

自分が何をするべきか。 どんな方法を取るか。 どんな行動を起こすのか。 人と違うことを恐れないで。 人に言われたことに縛られないで。 自分の人生なんだから、自分で考えるべき。 人と違うことをやってこそ、人と違う結果が得られる。 自分で考えて失敗し…

ロシアは大国?

米ソ冷戦って言葉を聞くと、ロシアはアメリカと対等な国のように思うし、国土はめっちゃ広いから、当然のようにロシアは大国と思うけど。 いざ、2020年の名目GDPを確認してみると(資料: GLOBAL NOTE 出典: IMF) 1位 アメリカ:20.9兆ドル2位 中国 :14.9…

アランの幸福論 #14 悲劇

タイタニック号で救われた人たちの心には、ぞっとするような思い出が残っている。 その思い出は恐怖の瞬間であるし、僕がイメージする中でも同じく恐怖の瞬間である。 この場合、その人の思い出も、僕のイメージも、その悲劇を味わっている見物人である。 し…

アランの幸福論 #13 事故

事故が起こるのは一瞬であり、その瞬間のことはよく分からない。 恐怖など感じている時間もない。 しかし、事故を再現して、想像の中で恐怖を味わうことはできる。 恐怖をつくり出すのは想像力のしわざなのだ。

アランの幸福論 #12 ほほ笑みたまえ

動物は不機嫌になることがない。それに対して人間は、思考のはたらきによって、いらいらしたり疲れたり、うんざりしてしまう。 夜眠れないと、不安になって、本当の不眠状態に陥ってしまう。 動物も自分の体を引っ掻いて傷つけてしまうことはあるけれど、思…

アランの幸福論 #11 医学

学者は言う。 「自分の体を監督することに時間を割く。悪いところが出始めたら、すぐに診てもらう。このようにしているから、私は寿命を延ばせる自信がある。」 読書家は言う。 「想像力こそがこの世界を司っているものだ。一度不安に駆られると、たとえそれ…

ロシアのウクライナ侵攻

21世紀にもなって、まさか国と国が、しかもロシアという大国が戦争を起こすなんて。2/24に始まったロシアのウクライナ侵攻から1週間が経った。当初はすぐに陥落すると思われていたウクライナが、ゼレンスキー大統領のリーダーシップと、ウクライナ国民の自国…

アランの幸福論 #10 アルガン

タイトルの「アルガン」は、「気で病む男」という喜劇の主人公の名前。 履いている靴がきつくて痛い。こんな時は何をやっても面白くない。 これをなおすのは簡単だ。靴を脱げばいい。 苦痛の原因が分かっているから、深刻な事態とはならない。 機嫌が悪いの…

アランの幸福論 #09 想像上の苦痛

想像力という奴は死刑執行人よりもたちが悪い。 例えば、自動車にひかれた人が即死したとする。 その人の人生は終わったのだ。 その人は、自動車にひかれる前は苦痛を感じていなかった。 即死した後も苦痛を感じていない。 だが、その事故を見たぼくは、あれ…

アランの幸福論 #08 想像力について

人間には想像力というものが備わっている。 これは、思考が伴っていないため、思惟の力ではどうしようもできない。 事故にあった人の顔を皮膚を縫う時、立会人は想像力が働いて気を失ってしまうことがある。 そういう人には、ラム酒をあげるのが良い。 恐怖…

アランの幸福論 #07 恐れは病気だ

「死を恐れるどころか、死を望んでいたので長寿の人生を生きた」という一文があります。 昔の人は、老人になった時に血圧の値も悪くなっていただろうけど、そのことを知る由も無かった。それは良いことだった。とも書いてあります。 どういうことでしょう。 …

アランの幸福論 #06 情念について

情念よりも病気の方が我慢しやすい。 病気のことは理解できるから、そこから逃れられる。 しかし情念については、仕組みを理解できていないし、自分の力ではどうすることもできないと思っているから、逃れられない。 恐怖に負け、同じ愚痴を繰り返すとき、自…

アランの幸福論 #05 憂鬱

深い悲しみは、からだが病んでいることから起こるのだ。 憂鬱症の人は、すべての出来事をネガティブに捉える。 さらに、悲しんでいることについて、あれこれ考えるから、余計に悲しみが強くなる。 悲しみなんて病気と同じだから、あれこれ考えないでただただ…

アランの幸福論 #04 ノイローゼ

立派な教養があり頭の良い友人から、 「考えがあれこれ暴走してノイローゼになっちゃっているんだ」と言われた。 主人公は言う。 なぜ喜んだり悲しんだりするのか、その原因は自分の知っている理由では説明できないものだ。 それに、日常のほんのささいなこ…

アランの幸福論 #03 悲しみのマリー

躁うつ病の人は、楽しい1週間と悲しい1週間が交互にやってくる。 これはなぜ起こるのか? 血液を調べたところ、喜びの季節が終わる頃になると血球数が減少する。 また、悲しみの季節が終わる頃になると血球数が増大する。 ただ、それだけなのだ。 それにも…

アランの幸福論 #02 いらだつこと

アランの幸福論 #2 いらだつこと を意訳してみました。 ----------------- 食べたものが気管に入ったら、人はむせる。 異物と認識して、体は咳をして、吐きだそうとする。 これはごく当然の働きである。 もし咳が出ないのであれば、体の力を抜くことで、この…

アランの幸福論 #01 名馬ブケファラス

名馬ブケファラスは、誰の手にも負えないほどの荒馬だった。 誰もブケファラスに乗れない。 みんなが乗るのをあきらめた時、一人の若者は、ブケファラスがなぜ暴れているのか、その原因を見つけた。 ブケファラスは、自分の影に怯えているだけだ、と。 自分…

著名人のポジティブメッセージ_2

アルバート・アインシュタイン 「人生は自転車に乗ることに似ています。バランスを保つために、あなたは動き続けなければなりません」 キング牧師(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア) 「暗闇だから星が見える」 ネルソン・マンデラ 「成功者とは、決…

正しい絶望とは、体験を伴う絶望ではない

絶望から始まる幸福という記事を書きました。 これについて補足していきます。 絶望と聞くと、リストラにあったとか恋人に振られたとか、身内が亡くなったとか、人間的に感じる絶望を思い浮かべます。 しかし、そのような体験を伴う絶望は、正しい絶望ではな…

著名人のポジティブメッセージ

バラク・オバマ 「絶望を感じないようにするする最善の方法は、立ち上がって何かすることだ」 ヘレン・ケラー 「世界は苦しみで満ちていますが、それを克服することにも満ちています」 ネルソン・マンデラ 「何事も、成し遂げるまでは常に不可能に思えます」…

絶望から始まる幸福

令和哲学者Noh Jesu先生の著書「心感覚」は、下記のメッセージから始まる。 「絶望しなさい」 --------- これを見て、大抵の人は驚く。 今の社会、ふさぎ込んでいて、明るい話題も無ければ、明るく笑い合うことも許されていない。 そんな時は、希望や笑いが…

「平和」を定義してみる

哲学は、Define(定義)から始まります。 フランスの哲学者アランは、よく言葉を定義していました。 今日は、「平和」という単語を定義してみます。 私が定義する「平和」とは・・・ 今ここ認識に勝った状態、すなわち境界線の無い絶対平和の状態から、ワク…

哲学者たちの幸福論【簡単にまとめ】

哲学者たちの言っている幸福を簡単にまとめてみました。 ニーチェ: 今この瞬間、心の器が拡がって、限界を突破している、自分の力が無限大拡がっていることを感じることが幸せ。(幸福を感覚レベルで語っている!) カント: 時代の本当の解決するべき課題…

脳に勝つ心、これが幸せ

脳に勝つ心、これが幸せということ。 1分を大事に、1秒も無駄にしない、このレベルは脳で考えているレベル。 心のレベルでは、0.0000000000....001秒に勝負する。 条件や状況に左右されない。 脳で考えると、今幸せな人は1秒後も幸せだし、今不幸せな人は…

令和哲学カフェのファシリテーターを務めました!

2022年2月14日(月)から一週間、令和哲学カフェのファシリテーターを務めました! テーマは「令和の幸福論 ~本当の幸せとは~」でした。 世界三大幸福論を取り入れながら、令和哲学を「幸福」という観点で深めていきました。 取り上げた3人の哲学者は、ラ…